ワームフックの話 – ノムシュンのMy“Berry fish” fishing!|タックルベリー

ノムシュンの My Berry fish fishing!

ワームフックの話

2016年11月5日

トーナメントシーズンが大詰めでなかなかプライベートの釣りが行けていない最近の僕…河口湖のワカサギも解禁したし、アオリイカも好調らしく気になっているところですが、今回は様々な種類があって結構チョイスに迷ってしまうワームフックのついて説明させていただこうと思います。

ワームフックを大まかに分類すると…

・マスバリタイプ
・ストレートフック
・オフセットフック

の3種類に分類できます。

まずはマスバリタイプ。ダウンショットが流行りだしてから進化してきたフック。ワームのヘッドにちょん掛けするためにワームの動きに自由度が高いのが特徴でセッティングもし易い。また現在ではネコリグなどワッキーセッティングするためにゲイプの幅が広いものもラインナップされていています。また、オープンウォーターでのフッキングを優先するノーガードにものからワイヤーガード、ブラシガードと使うシチュエーションに応じてガードの強さをチョイスでき、大きめのサイズはベイトフィネスタックルに対応するなど種類、使用頻度共に多いタイプのフックでもあります。

次にストレートフック。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカではポピュラーなフック。使うシチュエーションは主にテキサスリグなどでのピッチング主体の釣りなど“近距離でアワセのすっぽ抜けを防止したい時”に特に使用します。アイの向きと針先の向きに角度があるためにバスの口の中でフックポイントが立ちやすくすっぽ抜けにくい。しかしフッキングパワーは伝わりにくいのでしっかり貫通させるにはある程度パワーのあるタックルが必要になります。

最後にオフセットフック。こちらはクランクした部分がワームのズレを防止してくれ、フックポイントをワームに埋め込んでおけばウィードレス効果も高く、非常に使い易いと言えます。また最近では一昔前のナローゲイプなタイプがすっぽ抜けもしにくく、再度見直されています。

以上が簡単なワームフックの使い分けになりますが、フィッシングにおいて重要な要素でもあり、様々な種類や工夫によって釣果に直接結びつく部分でもあるので皆さんも是非ご自分に合ったフックチョイスをみつけてくださいね!

野村 俊介(のむら しゅんすけ)

生年月日 1978年06月07日
出身 静岡県
住居 山梨県在住
職業 プロアングラー

主な戦歴

JBプロシリーズ 最多優勝

2015 JB全日本バスプロ選手権
東日本 優勝
2012 エリート5 優勝
2011 JBバスアングラーオブザイヤー
2009 JBバスプロ選手権東日本
東日本 優勝
2009 JBバスアングラーオブザイヤー
2001 JBバスアングラーオブザイヤー

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