ラインの話その1 – ノムシュンのMy“Berry fish” fishing!|タックルベリー

ノムシュンの My Berry fish fishing!

ラインの話その1

2016年9月20日

今回は釣りには最も重要なアイテムの1つでもあるラインの話。

皆さんはどの釣りにどのような種類のラインを使っていますか?

僕なりの最近の使い分けをバスフィッシング、そしてサポートしていただいているサンラインの製品を中心に紹介していきたいと思います。

まずはフロロカーボンライン。現在バスフィッシングでは最も主流のラインですね。

それまで主流だったナイロンラインに比べ、吸水による劣化が少なく低伸度でボトムの感触や魚のバイトなどへの感度があがり、耐摩耗性にも優れています。当初、欠点とされていた硬さによるライントラブルはリール性能の向上、そしてテストを重ねた現在の“FCスナイパー”ではほとんど感じることはないでしょう。実際、僕のバスフィッシングにおいて80%くらいはこのFCスナイパーで成り立っています。

また、マッディーシャローなどで重宝されているのがフロロカーボンラインにバイトマーカーをつけた“BMS AZAYAKA”ルアーのフォール中にラインが横に走っていくようなロッドに出ないアタリを目で確認することができます。またラインが見えることによりルアーの軌道がわかりやすくピッチングなどが決まりやすくなることに驚かされるので是非1度試していただきたいラインでもあります。僕の場合はバイトのわかりにくいノーシンカーリグ、特に高比重系ワームを使ったピッチング主体の釣りによく使用します。

また初心者の方よりも玄人向きのフロロカーボンラインとして“シューター”という超低伸度設計の超高感度で強靭性、耐久性に優れたラインもラインナップされています。使いやすさよりも強さに重点を置いたライン。最近僕が多用しているのがこのライン。フルキャスト時にフッキングをしっかりと決めたいフットボールジグやベイトフィネスでのカバー撃ち、スピニングタックルで根ズレの多い場所を狙う際に使用頻度が高いです。

また近年ではナイロンラインも進化してきました。昔と違い伸びも少なくなった“デファイヤー アルミーロ”僕の場合、ポッパーなどのポーズをとる時間が長いトップウォータープラグに使用します。比重の重いフロロカーボンラインでは時間が経つにつれてラインが沈んでしまいルアーのアクションの切れが悪くなってしまうのでナイロンラインは今でもなくてはならない存在なのです。

最後にPEライン。フローティングマットやグラスエリア、ウッドカバーなど人工物以外のヘビーカバーからビッグバスを引きずり出すにはなくてはならないライン。“ステューター”は8BRAIDを採用しているのでキャスト時もスムーズにラインが出ていきます。僕はフロッグ、羽物系トップウォーター、シャローのヘビーカバーなどに使用します。

今回紹介させていただいたのがベーシックなライン選び。参考になったでしょうか?タックルベリー店舗には他社を含め、様々なラインが豊富にラインナップされておりますので迷った際にはお気軽にスタッフに相談してみて下さい。

次回はさらにマニアックなラインチョイスについて紹介したいと思います。

野村 俊介(のむら しゅんすけ)

生年月日 1978年06月07日
出身 静岡県
住居 山梨県在住
職業 プロアングラー

主な戦歴

JBプロシリーズ 最多優勝

2015 JB全日本バスプロ選手権
東日本 優勝
2012 エリート5 優勝
2011 JBバスアングラーオブザイヤー
2009 JBバスプロ選手権東日本
東日本 優勝
2009 JBバスアングラーオブザイヤー
2001 JBバスアングラーオブザイヤー

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