初めての釣り倶楽部開催レポート関西地区 2022年12月18日 – 釣具の販売|中古釣具オークション、高価買取、通販【タックルベリー】

釣り教室開催レポート《関西地区 2022年12月18日》

初めての釣り倶楽部 > 釣り教室【関西地区】 > 開催レポート

冬の風物詩!人気ターゲットのワカサギ釣り教室
奈良県 布目ダム

12月18日(日)奈良県奈良市にあるダム湖「布目ダム」にて、「初めての釣り倶楽部 ワカサギ釣り教室」を開催致しました。今回は9名様にご参加頂きました。その中でも1組は、おじい様、お父様、お子様と、親子3代でのご参加です!

前日までは穏やかな暖かい日が続いていたのですが、この日から本格的に冷え込む予報でしたので、防寒対策をしっかりしてきました。特に手首や足首、靴の中等にカイロを貼ると、冷えや手先のかじかみ防止にとっても効果的ですので是非お試し下さい。

ダム湖と言えば山奥の印象がありますが、この布目ダムは奈良中心部から車で40分程のところにあります。足場の良い釣り場も多いので、初心者やご家族連れにもお薦めの釣り場です。
駐車スペースも比較的多く、近くに公衆トイレがあるポイントもありますので、女性も安心して釣りに専念できそうですね。この日はコスモス広場という公園周辺に釣り座を構えました。ここは、近くに公衆トイレもあるので安心です。

岸から投げて釣る事も多いので、竿は4~5m前後の磯竿や、3メールと前後の柔らかめのなげ竿がよいでしょう。遠投せず、シンプル&手返し良く数釣りしたいのなら同じく4~5mのリールを使用しない延べ竿もおススメです。 道糸は、繊細な仕掛けなので細い方が…と言いたいところですが、遠投も必要で、投げた時に切れる恐れもありますので2号程度を巻いておくと安心です。

仕掛けは、ワカサギ釣り用の専用仕掛けを使います。
今回は、遠投ウキ釣りでワカサギを狙いますので、投げた時に切れない「投げ用仕掛け」がおススメです。 でもこの日は通常のワカサギ仕掛けも使用しました。皆様に使って頂きましたが無理をしなければ切れる事はありませんでした。

釣針の数は悩むところです。針の数が多いと、仕掛けがもつれたり餌を付ける時間が余計にかかります。すると、「投げる→釣って→回収→餌付け→投げる」という一連の流れ「手返し」が落ちます。
しかし、群れがやってきて沢山針に掛かるようになると、今度は針の数は多い方が1度に沢山釣れて釣果が伸びますので、2種類をその時の状況によって使い分けると良いかもしれませんね。

エサは「さし虫」という、とある昆虫の幼虫を使います。苦手な方もいらっしゃるので画像をお載せするのはやめときますね。1匹丸ごと付けても良いのですが、ハサミで半分にカットすると、餌の匂いが水中に広がり、集魚効果が増してよく釣れます。エサの両端を二つの針に同時に刺し、引っ張りながら真ん中でちょん切ると効率よく簡単に針につける事が出来ます。

釣り方のコツは、その日の釣れる水深=「タナ」をしっかりつかむこと。特に、一日のうちにタナが変化することが多いので、釣れている人のタナに合わせるのもGood。集魚効果と釣れ方のペースが落ちないように、早めのエサ交換と早い手返しが釣果を上げるコツです。
こまめにエサを交換してワカサギを集め、絶えず竿を上下し餌を動かして誘って釣果を伸ばしましょう。

さて、そんなこんなで皆様、一生懸命釣りを続けて下さっていますがなかなかワカサギは釣れてくれません…。時々釣れた!でもニゴイやブルーギルです。これはこれで楽しいのですが、やはり食べて美味しいワカサギを釣りたい!

そこで、スタッフがご用意したのがワカサギの天ぷら!
前日まで高い気温が続いておりましたので、万が一沢山釣れない事も考えていたのですが、それが活躍する時が来ました!油の弾ける音と漂うにおいが、食欲をそそります!

野外で揚げたてのワカサギを食べる!まさに「これがしたかった!」。

皆様とってもいい顔!私も頂きましたが、とっても美味しかったです!
存分に揚げたてワカサギをご堪能頂き充電完了!休憩&ワカサギパワーで、皆様本当に集中して釣りをされていました。

しかし…。
スタッフも全力でサポートさせて頂いたのですが、最後までワカサギの姿はお目にかかれませんでした。自然が相手の釣り、こればかりは仕方がありません。でも、青空の下澄んだ空気の中でする釣りはやっぱりイイですね。

今回は釣れませんでしたが、これから気温も下がってワカサギの活性も上がってきます。群れにあたれば100匹、200匹超えもよくあるワカサギ釣り。何より野外で食べるワカサギは最高です!
自然の中で釣って、食べて。これを機会に、是非ワカサギ釣りの楽しさを知って頂き、再チャレンジして頂ければと思います。