夏だ!海だ!夜タチだ! – 甲府アルプス通店(Kofu Arupusudori)

2021.08.06

夏だ!海だ!夜タチだ!

こんにちは!甲府アルプス通店スタッフ伊藤です!
久しぶりのブログです(^^)♪
毎日暑い日が続きますが皆様どうお過ごしでしょうか?
今回は夏に楽しめる船での夜釣りについてご紹介♪
(伊藤のメインフィールド沼津についてお話します)

『夜タチ』って何ぞや?

さて、皆様『夜タチ』というワードを聞いたことがありますか?“タチウオ釣り”といえば天秤の餌釣りやジギング、タチウオテンヤ、ワインドなど色々ありますが、遊漁船で狙う場合、東京湾は日中、駿河湾は夜と海域によってタチウオを釣っていい時間帯が決まっています。

伊藤の通っている沼津の場合、遊漁船の『タチウオ便』は夜釣りに指定されています。なのでそのエリア周辺では『タチウオ便』のことを通称『夜タチ』と呼んだりします♪

沼津戸田湾での夜タチ

涼しい夜に激アツな『夜タチ』!

夏の日中といえばジリジリ焼かれるような暑さと水面の照り返しで体力の消耗も激しいですね・・・。しかし日が落ちて夜になると気温も落ち着き、沖に出ると涼しい風が吹いています!日中とは違って外が心地よく感じますよ(^^)

この夏の時期、沼津沖の夜はタチウオ狙いの遊漁船で賑やかになります。ちなみに沖といっても夏場は港から目と鼻の先!移動も楽チン&涼しい環境で楽しく釣りができます!

タチウオ釣りの魅力は何と言ってもパワフルな引き!細長くて薄い魚に見えますが、実はかなり強烈な引きなんです!この引きの強さと釣法の豊富さ、食べて美味しいという点からターゲットの中でも圧倒的人気を誇っています♪

日が暮れてだんだん活性が高くなってきます!

ちなみに夜釣りがなぜ激アツなのか?答えは至ってシンプルです!

夏の時期はベイトが豊富で、それを狙ってたくさんの魚が湾内に集まっています。日中は広範囲に散っている魚ですが、夜の船釣りは海面を明るく照らすので、光に集まってきたプランクトンを求めて小魚がたくさん船下に集まり、それを狙ってタチウオなどのフィッシュイーターが集まります!

夜釣りで水面直下を泳ぎ回るソーダガツオの群れ

魚種が豊富な真夏の夜は本当に賑やかです!本命のタチウオは型も数もよし!いい日に当たれば一晩で50本以上釣れる時もあります(^^)真っ暗な新月の日は特に期待大☆

そしてタチウオ釣りでは外道も結構混ざります。代表としてはサバ、ニベ、クロムツ、アジ、スルメなどなど♪使う仕掛けのカラーや誘い方を替えると、思わぬゲストが飛び出すかもしれませんね!

オススメの餌は?誘いは?

伊藤のオススメ餌は「サンマの切り身」です!脂も匂いも抜群で、切り身が潮を受けてピロピロと動きます。このピロピロが重要!天秤仕掛けの場合は縫い掛けで!

誘いはその日のパターンによりますが、どの釣法でもキビキビ動かすというよりかは『ゆっくりフワフワ』の方が本数が伸びている印象です!ゆっくりフワ巻きがイマイチな時はたまにシェイクしてあげるとタチウオのスイッチが入るかも!?(あくまで伊藤の経験談ですww)

夜タチ以外の夜釣り何かある?

マルイカ船でバチコンアジング!

今回は『夜タチ』をメインにお話させて頂きましたが、タチウオ以外にも夜楽しめる釣りはいくつかあります!

船に絞ったお話しですが、沼津の夜釣りにはマルイカやムギイカ便もあります。シーズンにバラつきはありますが、マルイカは今もポツポツ釣れているようです!(ただ今はタチウオが激アツなのでイカ便が出ていない可能性もあります)

他に何かの船に便乗してバチコンアジングもできます!バチコンアジングは簡単に言うと大型のアジをワームで船から狙う釣法です。バチコンに関しては専門便が無いので、他の釣り物に混ざって試していいかどうか船宿さんに要確認!

最後に…

夏の夜釣りは涼しい中で楽しめるのでとても快適!夜は凪も良くなり、アンカーを打って穏やかな海で釣りできるので、船釣りデビューの方にもオススメです!タチウオの強烈な引きを味わうとハマること間違いナシ!タチウオ仕掛けやタックルは当店でもご用意があります♪釣り方やオススメの船などなんでもスタッフにご相談下さい(^^)

以上!スタッフ伊藤でした☆