タックルベリー
2025.06.29
【消耗品研究会】~オフセットフック編~ その5
どうも、多賀城中央店宮田です!
さて今回は消耗品研究会。相変わらず前書きなしです。前回はコチラから。
今回はこちらから。
・カルティバ オカッパリフック

今回はカルティバフックシリーズを考察します。まずはこのオカッパリフック。かなーり前からあるフックで、パッケージにもある通り「ド定番」のフックですね。ワイドゲイプで、やや太軸なのかな?って感じ。
このフック、というかカルティバフック(一部非搭載モデルもありますが)の特徴は「カッティングポイント」という独特の針先形状。簡単に言うと、針が刺さった箇所を、身切れを抑えつつ貫く能力がアップする効果があります。一言でいうと「貫通力アップ」が期待出来ます。
あとは、ワイドゲイプなのでワームの姿勢も安定。そしてサイズバリエーションも豊富。まさに「ド定番」フックって感じでしょうか。
個人的にあまり欠点は無いように感じますが、強いて言えばカルティバフックは比較的曲がりやすい。これはもう良し悪しの世界なので欠点というよりは特徴なのかな?とにかく、非常に使いやすいフックですね!
・カルティバ マルチオフセット

こちらはまたまた特徴的なフック。沈み蟲でお馴染み「一誠」の代表村上晴彦さんが監修したフックです。線径は太いとも細いとも言えない中間くらいの感じで、ワイドゲイプですね。
このフックの特徴は大きく2つ。一つは「縦アイ」。もう一つは「ロングネック」。
まずは「縦アイ」。通常のオフセットフックとはアイの角度が違います。
これによって、まずは糸が左右にズレる事なくしっかり一直線上に力がかかるので、 フッキング時のパワーロス軽減に繋がります。
あとは、アイのわっかがちょっとだけ大きいのも特徴。これによって、例えばダウンショットリグなんかをしている時に、リーダーと道糸を別で結んでやることで、リーダーのみ切る事が出来るためリーダー結び替えやリグ変更が楽。あと、スナップを使った装着や直接装着できるシンカーの装着等々…、縦アイでかつアイが若干大きい事で、幅広い使用用途に対応しているのもいいトコロ。
もうひとつの「ロングネック」。これによってワームがズレにくく、ストレスなく釣りが出来ます。その分ゲイプ部が短くなるので理論上若干フッキング率は落ちますが、それをカバーする為の「マジックフッ素コーティング」。日の打ち所の無いフック。村上晴彦さんのこだわりがめちゃくちゃ感じられますね。
・カルティバ 岩礁速攻カウンターロック

こちらはロックフィッシュ用に設計されたフック。名前の通り、早掛けが得意なフックです。太軸ワイドゲイプですね。
ワイドゲイプと、あえてカッティングポイントを使用せずストレートな針先によって早掛けに特化。これが細軸なら完璧に早掛け特化のフックだったんですが、このフックはロックフィッシュに標準を定めた設計。フック自体の強度が必要なので太軸にしたのかな?と考察出来ますね。
もちろんロックフィッシュ以外にも使えますが、線径太めなので強いタックルでの使用をおススメします。
・カルティバ 岩礁極太メガトンロック

今回最後に見ていくフックはこれ、メガトンロック。こちらもロックフィッシュでの使用を軸に設計されたフックで、一言で言うともうパワー全振りのフックです。太軸のややナローなフックですね。
このフックは、上のカウンターロックとは対照的に「しっかり食い込ませて確実に掛ける」為の針なので、かなり軸は太め。
あとは、このフックもアイの下の所のシャンクが長いので、使用中のワームのズレが少ない。早掛けの針ではないので、すぐズレない方が利点が大きいんです。
このフックも他の釣りに使う場合は、パワータックル推奨です。
と、今回はこんな感じ。思いの外長くなっちゃいましたね…(笑)
次回もお楽しみに!
以上、多賀城中央店宮田でした!
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