早春のバス釣り PHASE 3 – 多賀城中央店(Tagajo Chuo)

2025.03.23

早春のバス釣り PHASE 3

どうも、多賀城中央店宮田です!

 

 さて今回もすぐ本題。

 

 

本題

 

 さてさて、3月も下旬に差し掛かりました。ここからが東北の春本番の季節!釣果もどんどん多くなって、中にはこの時期特有の巨大なバスをキャッチする方も出て来ます!夢しかない季節の到来です♪

 

 

PHASE 3

 

 今回はフェイズ3です。前回のフェイズでは、「シャロー、中層にバスが増える」「夕方のフィーディング」「三寒四温」というキーワードが出ました。気温が上がって、代謝を上げたいバスが増え、代謝が上がった個体から順に餌を積極的に追いかけるようになりました。

 

 ではこれからの季節はどうなるのか。一言で言うと、いわゆる「春の荒食い」の季節感。

 産卵を控えた大型のバスが、水温の上昇とともに代謝が上がり、動き回れるようになった状態。そうすると、産卵の為に体力をつけたいので積極的に餌を食べる様になります。

 これで超釣れるタイミングが出てくる、というのがいわゆる「春爆」。大型のバスが岸際のシャローに寄り、比較的釣りやすい季節感になります。チャンスでしかありません。

 

 

 この時期のバスを釣るうえでよく言われるキーワードの一つに「ウインディサイド」というものがあります。つまり、風面で波が当たるような場所

 

 基本的には、「ワカサギやシラウオなどのベイトフィッシュが、風によってウインディサイドに寄せられるので、それを狙ったバスがウインディサイドに集まる」という理由が挙がることが多いですが、他にも、波で溶存酸素濃度が高くなることで生き物が集まる、水面が波立つことでバスをだましやすくなる…などいろんなことが言われています。

 でも、どんな理由にしろ、この時期のウインディサイドが強いのは紛れもない事実です。なので、基本的には風の当たる面を中心に狙ってみるといいかもしれません。

この前の霞バスもウインディサイド中心に狙いました。
この子はウインディサイドじゃなかったけど…。

 

 あと、これは「より大型のバスを狙いたい!」って方向けの情報ですが、この時期になるとレンジによってオスメスを釣り分けられるようになります。一般的には「ボトムはオス、中層はメス」と言われていますね。

 なので、ボトムの釣り(ズル引きやボトムジャーク)をするとオスが釣れやすくなります。個人的にはオスの方が釣りやすいイメージがありますが、どうしてもメスの方が大きくなるので特大サイズは釣れにくくなります。

こちらはメスですが…(下に続く)
こちらは同じ日に釣ったオス。
明らかに体型が違いますよね。

 

 一方、ビックベイト、ジャークベイト、ミドストなどの中層を釣る釣りをチョイスすると、比較的メスを狙って釣りやすくなります。そして、この時期のメスは一年で一番でかくて重いんです!釣れると50アップ2キロオーバーの事がほとんど!

 そして、時として55を超えるようなバスに出会えるかも!?夢がありますねぇ。

この時期はふっとい55アップも夢じゃない!

 

 

おわりに

 

 さて、フェイズ3はこの辺で!今回の要点をまとめると

・「春の荒食い」の季節

・ウインディサイドが比較的強い

・オスとメスを釣り分けられる

ってカンジでした。

 

 この時期が、おそらく一年で一番クオリティの良いバスをキャッチできるチャンス!言うてもそんな簡単な季節感ではありませんが、フェイズ1、2と比べるとかなり釣りやすくなっていると思います。

 ぜひ記憶に残る一匹を求めて、釣り場にレッツゴー!

以上、多賀城中央店宮田でした!

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