早春のバス釣り PHASE 1 – 多賀城中央店(Tagajo Chuo)

2025.02.08

早春のバス釣り PHASE 1

どうも、多賀城中央店宮田です!

 今回カッコイイ単語を使ってみました。「PHASE(フェイズ)」は、物事の進行状況などを表す単語で、ゲームとかによく使われますね。

 季節の変化や成長の過程など、移ろうものは身の回りに本当に多い。その移り変わりを楽しんで見届けるというのも、また風情なのかもしれません。諸行無常ですね(大正解)。

 

 

本題

 

 さて、今回釣果情報として記事を書いていますが、ぶっちゃけ何も釣ってません(笑)つかここ2,3日釣りに行けてない…。

 でもタイムリーな情報もお届けしたい!という事で、前回触れた「早春のバスの状態やポジション」についてお伝え!ちなみにコラム的内容なのでこのシリーズは文章多め。あ、いつもか。

 あくまで僕の肌感なので参考になるかはわかりません。結局はフィールドや天候、またアングラーのスタイルによっても違ってくるので、信じすぎず、疑い過ぎずでご覧ください!(笑)

 

 

FHASE1

 

 はい、ということで今回はフェイズ1。厳寒期から早春の移り変わりの時期について。

 

 2月8日現在はまだいわゆる「厳寒期」のタイミング。一年で一番水温が低下しており、殆どの魚が「活動していない」か「極端に短い時間のみ活動」します。

 最近「時合でしか釣れない」って言ってるのはこれが原因で、一日の中の限られた時間でしか捕食をしません。しかも、その他の時間はほぼ活動をせずカロリーを必要としないので、最低限しか餌を食べません。そのうえ、探し回る事もないので目の前に来たものしか食べないのです。

 だからこそ、この時期はひたすら投げる戦法が結果的に一番効率が良くなります。魚の目の前を何度も何度も通す。そんな釣りが良くなります、基本的には。

 ちなみにここで、「マズメのハネモノ」という単語が浮かんだあなたは玄人という名の末期症状です(失礼)。今すぐ僕と語りましょう。ご来店お待ちしております。

寒い時期のバスは口が所々赤い。
よく「口紅」なんて呼ばれます。

 それが、二月中旬の大潮を境に、産卵行動をするような大型の個体からシャローを意識始めます。といってもまだ寒いですから、すぐにシャローに行くわけではありません。

 

 東北では、2月下旬~3月上旬になると、徐々に暖かい日が出てきます。そうすると、表水温が上昇。すると、水底よりも表層~中層、またディープよりシャローの方が暖かい、という現象が発生します。

 産卵行動を意識したでっかいバスは、いっぱい餌を食べる必要があります。そのためには体温を上げて代謝を上げる必要があります。だから「中層やシャロー」に移動するんです。

 ただ、この時期はまだ厳寒期を引きずっている印象。というのも、積極的に餌を食べる、というわけではなく、まだ時合やタイミングありきの捕食な気がします。なので、「バスは見えるのにルアーに見向きもしない」ってことが多くなります。

去年の2月下旬のバス。
見えてるのに食わない…を
何とか食わせました。

 ただ、魚が「食いたい!」って思ったタイミングはちゃんと食います。が、冬を引きずっていることをお忘れなく。基本的には「遅い、デカイ」ものを好んで食べる傾向にあります。普段食べてる餌にもよりますが。

 あとは、基本的には「目線より上」。これ結構重要な気がします。

 

 このあたりを意識すれば、3月上旬までのバスに近づける、気がします(笑)これが3月中旬になるとまた変わって来ます。あとは、その日の気温や水温によって季節が進んだり戻ったり…。目まぐるしいですが、その分やりがいはありますね♪

 

 また相応の時期になったらフェイズ2以降も書きます!あと釣果の方も頑張ります!(笑)

以上、多賀城中央店宮田でした!

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