【消耗品研究会】~トレブルフック編~ その4 – 多賀城中央店(Tagajo Chuo)

2025.01.24

【消耗品研究会】~トレブルフック編~ その4

どうも、多賀城中央店宮田です!

 

 今回は消耗品研究会!

 

 

・BKK Fangs

 こちらは、近年よく製品を見るようになった「BKK」社のトレブルフック。何種類か製品がありますが、当店在庫にあるのはこちらの62-UAのみ。スプロートベンドですね。

 

 このフックは、まず錆びにくい。UA(ウルトラアンチラスト)コーティングがしっかり施されているので、錆を抑えてくれます。

 そして、こちらもトレブルテンカ同様値段が安め。トレブルテンカほどではありませんが、比較的安価なためコスパはグッド。

 

 弱点としては、まず理論上フッキング率が少々悪い点。スプロートベンド採用の為シャンクが短く、ややフッキング率が悪くなります。

 合わせて、安価フックゆえに劣化や針先のなめりが出やすい気がします。コストが低い分定期的な交換が必要になるかも知れません。まぁしょうがない。

 

 トレブルテンカよりもちょっと軸が太い気がしますので、強い釣りやソルト全般の釣りをする方で、コスパ重視の方にいいんじゃないでしょうか!

 

 

・fimo fimoフックトレブルシリーズ

 こちらはfimoのトレブルフック。1パック当たりの本数が多いですね、サイズによって本数違いますが。

 で、このフック、結構イイカンジなんです♪

 

 こちらのフックは、スプロートベンド(MH、Hの2タイプ)ラウンドベンド(MHのみ)の3種類があり、同シリーズを用途によって使い分けられます。ちなみにMHとかHは単純に強度です。Hの方硬い。

 あとは、このフックもサビ防止のコーティングが施されてるので、海水使用にイイカンジ。フックの線径も太いため強度もバッチリですね。

 

 そしてもう一個。このフック、ラウンドベンドタイプのフックに特徴があって、他のラウンドベンドフックと比べるとシャンクが短いんです。

 ラウンドベンドフックはシャンクが長いので、「フック同士が干渉してしまうケースがある」という弱点がありました。しかしこのフックであれば、その欠点が無く、フッキング率を保ったまま干渉しにくいフックに仕上がっています!

 

 そんなfimoフックですが、量が入っているだけあって商品の値段は通常のフックよりはちょい高め。にしても一本あたりの価格はかなり安いですけどね。あと、強度があると言ってもやっぱりそれなりの負荷が掛かると普通に曲がります。これは良し悪しなんですが、それは後々ご紹介します(多分「その6」とかそのあたりで詳しく書きます)。

 また、太軸なのでライトタックルでの貫通力はやや劣るかも…?ライトプラグゲームのフックの刺さりに関して、細軸には勝てなそう…。まぁ言うても刺さりますけどね(笑)そこまで気にしなくてもいいかもしれませんが一応書きました。弱点少ないからこういうのも書かないと、ね…(笑)

 

 あわせて、ラウンドベンドの方に関していえば、シャンクが短いのでラウンドベンドフックが持つ本来のフッキング率は低下します。何かを得れば何かを失います。諸行無常ですね(違う)。

 

 

おわりに

 

はい、今回もこの辺で!毎回長くなっちゃいますが、そこは目を瞑ってください(笑)。あとあくまで僕の意見ですから「絶対正解」ってことないのでご了承くださいね。

 ちなみに、「ここちげーだろ」って場所あったら教えてください。修正版出しますので…(笑)

以上、多賀城中央店宮田でした!

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