【消耗品研究会】~トレブルフック編~その2 – 多賀城中央店(Tagajo Chuo)

2025.01.07

【消耗品研究会】~トレブルフック編~その2

どうも、多賀城中央店宮田です!

 

 今回は消耗品研究会!トレブルフック編その2です!

 

 

・ガマカツ トレブルSP MH

・ガマカツ トレブルRB MH

 ガマカツのフックです!これは一気に2つ考察します!

 というのも、このフックを見ていて、「SPとRB何が違うの…???」と思った方は多いはず!それを説明しない事には考察が出来ないんです。

 

SPとRBの違い、それはずばり「フックベンドの差」なんです。

また出ました宮田自作の説明図。本文的に普通RBとSP逆でしょうが(SP描こうとしたらRBになっちゃった)。

 フックベンドとは、フックのカーブの形状のこと。SPは「スプロートベンド」、RBは「ラウンドベンド」の略です。スプロートベンドは、前回ちょっと名前が出てきましたね。

 スプロートベンドがカーブのピーク(ふくらみの先端)が針先側に位置しているのに対して、ラウンドベンドはちょうど針先側とシャンク側の中心くらいに位置します。

 

 この二つの利点を一言で言うと、

 

・スプロートベンド=強度があり、掛かった物が取れにくい

・ラウンドベンド=シャンクが長く、針が掛かりやすい

 

ということ。

 

 スプロートベンドフックは、形状上フック自体の強度があり、一度掛かった魚がバレにくくなります。ただ、理論上ラウンドベンドフックに比べるとフッキング率は下がります。

 逆にラウンドベンドフックは、同サイズのスプロートベンドフックよりシャンクが長く、理論上フッキングが良くなります。ただ、シャンクが長い分、ルアーによってはフックの干渉が起きたり、糸と絡みやすくなったりします。

 

 例えば、前回紹介したピアストレブルはスプロートベンド。比較的バレにくい方です。TCコートの弱点である「バレやすい」ってところをカバーしてますね。

 フックを付けるルアーや釣り方の特徴によって使い分けてみると、ストレスなく釣りができるかもしれません!

 

 

さて、では改めて今回のフックを見てみましょう。パッケージにSPとRBって書いてあるので、フックを見なくても分かりやすいですね。

 そして、アイの所がちょっとだけ薄くなっているのも特徴!これによってフックの着脱が比較的楽に出来そうです!あとは、がまかつの針は丈夫でよく刺さる!これは定評がある利点ではないでしょうか!

 

 ただ、比較的値段が高め。品質ゆえとは思いますが。でも欠点そのくらいでは?ってくらい物はイイです!

 

 

 今回も長くなっちゃったので一個だけの紹介で終わりたいと思います。

 

おわりに

 

 さて、今回は「スプロートベンド」と「ラウンドベンド」の違いについて紹介しました。次回以降もベンドタイプを書くようにしたいと思いますので、ぜひ参考にして下さい!

以上、多賀城中央店宮田でした!

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