タックルベリー
2026.09.19
【延べ竿で遊ぼう第1回】電気ウキで狙う夜のアジ釣り【静岡】
こんにちは〜スタッフ宮原です〜
最近は地元静岡の清水港
夜の電気ウキ釣りをしています
狙いは食べて美味しいアジ!
ポイントは常夜灯のよく効いた湾奥水深1〜2mほど
プランクトンによる濁りがあるところがいいですね
タックルは延べ竿一本のみ!
この一本しか持ってきていません!
長さは4mくらい胴調子で細身軽量なもの
硬い竿は口切れしてしまいます
なにより魚の引きが楽しめません
一番のおすすめはハエ竿や清流竿です
ハエとは淡水魚のオイカワのことです
ヤマベとも呼ばれていますね
20〜30年ほど前はオイカワの数釣り競技がとても盛んだったそうですよ
【仕掛けについて】
仕掛けは食いの渋いアジも本気の本気で釣るため
自分なりにこだわったセッティングです!

道糸には編み込みタイプの天井糸1号を使用
アタリはウキで取るため道糸の感度は不要です
と言いたいところですがウキ下を長く取るときはこの感度の悪さが邪魔をするかもしれません…
現状は夜間での視認性の高さと絡みにくさ扱いやすさを優先しています
糸絡みを起こして仕掛けを作り直す手間があまりにも煩わしいですからね
電気ウキはガルツの速感アタリウキ(G2)を使用
軽量でハエ竿でも振り込みやすく感度の良い棒ウキです
ウキ足もブランコタイプのため絡みにくいです
ウキの浮力調整には板錘を巻いたウレタンチューブとガン玉を使用しています
ウレタンチューブは道糸がギリギリ通るほどの太さ(0.4〜0.5mm)
これに板錘を丁寧に巻き付けていきます
ガン玉を段打ちする方法も試しましたが夜間だと付け外しが非常にしにくく絡んだ後に修復不可能になりやすいです
対して板錘の方が圧倒的に微調整がしやすく絡みませんよ
さらにハリの10cmほど上にG8サイズのガン玉を一つ
これで棒ウキのトップだけが半分出る状態にしています
板錘とガン玉で2箇所に錘を分けることで仕掛け投入後にまず重い方の板錘が沈みます
これでウキが立ちます
その後ハリの上の極小ガン玉が沈みきるとウキトップが半分さらに沈みます
そのためガン玉が沈み切るまでの時間を覚えておけば餌が落ちていく間に出る居食いのようなアタリも拾うことができるのです!
ウキが沈むか沈まないかギリギリのセッティングにすることで小さなアタリにも敏感に反応してくれますよ
ハリスの長さは20~30cmほど
ハリはアジバリの3号を選択
細地袖なんかも良いかも
袖バリでOKです
ハリも色々試してみましたが中でも
・軸が長く餌付けのときに摘みやすい形状
・小さなアミエビと同じくらいのサイズ
・細軸軽量で違和感なくアジが吸い込んでくれるもの
刺し餌はヒロキューの生イキくんツインパック赤アミ
サヨリ用のものです
他のパックタイプのアミエビも試しましたが餌付けのしやすさや崩れにくさ大きさどれをとっても断然コレです!
大きくて軸の太いハリは明らかに食いが落ちそもそもアタリすら出ません
そして餌には小さなアミエビを使うことで食いが渋いときでも本アタリになりやすいです
餌の付け方はエビの尻尾側から通し刺し
必ず頭が付いていて形が崩れていないものを選びましょう
エビの頭と黒い目が付いているかどうかも超重要
丁寧な餌付けがそのまま釣果につながります!
ちなみに最近話題のハイブリッドクロスでも釣れますよ
どうしてもアミエビは餌持ちが悪いので餌持ちの良いハイブリッドクロスは高活性時に強い選択肢に!
【質問コーナー】
突然ですがここで質問されそうなことを
Q.なんで延べ竿?
A.「楽しいから」この一言に尽きます
繊細で軽量な延べ竿では小さな魚でもとてもよく引きます
タックルを可能な限り繊細軽量にするアジングメバリングといった小魚の引きを楽しむライトゲームと考え方は同じです
ドラグのないスリリングな魚とのやりとりが超エキサイティング!
これを味わったらもう他の釣りには戻れませんよ
アジ以外の大物を掛けた日には………ゴクリ
Q.撒き餌は?
A.アジが定期的に回遊してくるポイントを選んでいるので撒き餌は必要ありません
ポイント選びに自信のある方は撒き餌なしでぜひ!
ランガンしてアジの居場所を探っていくのも大いにありですね
どうしても釣りたい人は撒き餌を!
Q.タナはどうやって決めるの?
A.基本は半ヒロ(一ヒロはおおよそ両手を広げた長さ)の浅ダナから始めて足元を探ります
アタリが無ければ沖に向かって常夜灯の明暗の境を攻めたりタナを一ヒロから一ヒロ半と少しづつ長くしていきます
色々試しましょう
まずは魚の居場所を見つけるところからです
【釣り開始】
前置きが長くなりました
ポイントに到着して時刻は深夜0時過ぎ
釣り開始!

延べ竿一本
何も考えず電気ウキの灯りをまったりと眺める時間は本当に至福です
このために生きていると言っても過言ではありません
ぼけっーとしているとウキにアタリが出ます
意外とよそ見をしているときのほうがアタリが多いかも?
アタリの出方も様々
ウキ自体が沈まなくても風や潮で流されていたのに急に止まったり…ウキが押し返されたりなど
アジはヒョコッ…ヒコョッ…というようなアタリが多いですがこの時にあわせてはいけません
体感ほぼ掛かりません
アタリが止まったらすぐに餌を確認
アミエビが引っ張られてハリからズレたり頭だけ取られています
餌を付け直して
アワセはしっかりとウキが水中に引き込まれるまで待ちましょう
電気ウキがジワ〜っと沈み込み
灯りが水中でぼんやりする瞬間
これが本当にたまらなく興奮します
なんでこんなにも楽しいのでしょうか?
しかしアワセはゆったり一呼吸おいて…
落ち着いて優しくスイープに…
これでOK!
ギュイーーーン
アジが掛かると右に左に猛ダッシュ!
竿も柔らかく繊細なのでギュンギュン引き込まれ
まるで大物が掛かったかのように満月にしなります
キーンという糸鳴りが気持ちよく最高に気分を昂らせてくれます
ここでも決して慌てず落ち着いてアジの引きを楽しみましょう
この引きを味わうために延べ竿を使っているのですからね
竿をしっかりと曲げて引きをいなしているとアジが徐々に疲れてきて水面に浮いてきます
足元まで寄ってきたらランディングするか引き抜きましょう
口切れ注意!

釣れるのは15cm前後のアジですが1匹釣れるだけでこの満足感!もうため息が出るほど最高です
潮の満ち引きや風の変化などよってアタリが増えたり減ったりします
そして朝5時ごろ
空がぼんやり白んでくるとラッシュ突入!
入れ掛かりに!
この時間は仕掛けを投入するとウキがすぐに思いきりひったくられます
手返しが超重要なので飲み込まれたときのハリ外しは必須です
他にもアジ以外にもフッコや小さなメジナ

ボラやクロダイなどなど色々釣れちゃいます!

クロダイやボラが掛かるとものすごい引きでやりとりにとてもハラハラドキドキ!
竿もものすごい曲がりますが時間をかければちゃんとキャッチできますよ
完全に明るくなるとアジは釣れなくなりヒイラギが釣れるようになります
ここで納竿!
こんなにも楽しい延べ竿の電気ウキ釣り
皆さんもぜひやってみてください!
【今後の課題】
今まではご紹介したセッティングを突き詰めるところまでいきましたが現状の課題としてはなかなか乗らないアタリをどう掛けにいくかです
アジの口の特徴的に餌をまるごと吸い込むような捕食の仕方のはずです(勝手な想像)
そのため小さな餌とハリを使えば必ずハリごと飲み込んでいるはずなのですが
あのヒョコッ…ヒョコッ…というアタリの時点ではいくらアワセても乗りません
おそらくとてつもない速さで飲み込んだ後に吐き出しているのでしょう
もしくはあの口で上手いこと啄むように餌を捕食しているのやも
攻略法①ハリ先が外側を向く形状を使い餌を吐き出した瞬間に勝手に口に掛かるようにする
現状最適なハリが無いため自分の手でハリを曲げてしまうのもありかもしれません
攻略法②餌の種類を変える
個人的にアカイソメが効きそうに感じます
攻略法③吸い込みやすいようにハリのチモトに浮力のある玉を取り付ける
エサが口に入っていないなら口に入りやすいようなセッティングにするアプローチです
逆に食いが良い時は必ずと言っていいほど飲み込まれてしまいます
この時はハリ先が内側を向いたネムリの入ったハリを試したりもしましたがアジバリ3号と比較すると全くと言っていいほどにアタリがなくなってしまいました
おそらく軸が太くハリが重いからです
難しいですね〜でもそれが面白いです
各メーカーからアジ専用のハリは多数出ているので色々試してみるのもいいですね
釣ったアジは天ぷらと骨せんべいにしました

アジの天ぷらって意外と作る人いないんじゃないでしょうか?
揚げたてはサクサクふわふわジュワっと
少し冷めるとアジ特有の風味が出て二度と美味しい

骨せんべい
最後まで読んでいただきありがとうございました
それでは〜
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