【きぬた世田谷通り店】スピンテールミノーのススメ – きぬた世田谷通り店(Kinuta Setagayadori)

2025.11.09

【きぬた世田谷通り店】スピンテールミノーのススメ

みなさま こんにちは。タックルベリーきぬた世田谷通り店です。毎度ありがとうございます。

i 字系のシンキングプロップベイトなどプロペラを備えたルアーが大好物のスタッフ山本がオススメする「スピンテールミノー」をご紹介させていただきます。呼び方はいろいろありますが、テールにプロペラを備えたミノーのことです。有名なのはバグリーの名作、バングO(オー)ミノーにプロペラをつけたスピナーテールバングO(オー)でしょうか。バグリー社の正規代理店が無くなってしまったため日本ではあまり見かけなくなってしまいました。しかし、そんな名作の凄さを知っている方々がそれぞれの解釈でスピンテールミノーをリリースしています。使ったことが無い方にはいまひとつ使い方が分からないルアーの代表格かもしれませんが、使い方が分かれば年間を通して出番があるルアーだとご理解いただけるかと存じます。

まず代表的な使い方はジャーク&ポーズ(ライズ)です。これらのルアーはジャークしてもさほどダートしません。テールのプロップが抵抗となって惰性でスライドすることが難しいのです。ではなぜジャークさせるのか?それはプロップベイト特有のサウンド効果を使うためです。これらのルアーはジャークしてルアーが潜ろうとする際に「ジュボッ!!」という空気をはらんだ独特なサウンドを発します。これがバスの捕食音に近いサウンドなのだと言われてきました。さらにプロペラによって多くのバブル(気泡)をまとってダイブするので視覚的にもルアーの航跡が時間差で確認できるのです。これはi 字系ルアーの引き波と同じように「ルアーの足跡」的な効果でバスに存在感を示す要素となります。この泡がプチプチとはじけるサウンドも地味にアピールしていると思われます。ジャークしたあとはポーズさせるのですが基本的にフローティングやスローフローティングの仕様が多く、ルアーは浮上していきます。一般的なジャークベイトは前傾姿勢や水平姿勢で浮上することが多いのですが、 スピンテールミノー はプロペラが抵抗となり頭上がりの姿勢で浮上することが多いです。この姿勢が、水面付近で何かを追い回して捕食しようとしている魚のように見えるのです。 「ジュボッ!!」 とダイブさせ、ふわ~っと浮上。浮上した直後に間髪入れず 「ジュボッ!!」 とダイブ、ふわ~っと浮上。この繰り返しが基本的な使い方です。トゥイッチのようにスナップを効かせた手首でのアクションよりは、肘から先でストロークの長いジャークで誘う方がバブルを出しやすいです。例外的に浮上後に放置させる「デッドスティッキング」を織り交ぜて使うのもアリです。

そしてもう一つの使い方が表層でのゆっくりとした「ただ巻き」です。プロペラがチリチリと奏でるスクラッチサウンドとミノーアクションによる引き波でバスを誘います。沈まないバズベイトみたいなイメージですね。無風で水面が穏やかな時に試す価値があります。

当店には現在3種類の 「スピンテールミノー」 がございます。

・HUミノー111[FS]/ハイドアップ

大ぶりなプロップによる派手なサウンドとバブルが特徴。浮上時にもチリチリとプロペラが回転します。(個体差により微調整が必要な場合もあります。)

・K-Ⅰプロップ姫/ハンクル

フラットなボディ側面と低重心なウェイトバランスにより、ロールアクションから生み出されるフラッシング効果でもバスにアピールします。バランスが良く飛距離も十分です。

・プロップダーター106/メガバス

非対称デザインのプロペラが初動アクションで確実に水を掴みます。スピンテールミノーながら左右へのダートアクションも容易に演出できる操作性を備えています。また空気抵抗の大きいスピンテールミノーながら 独自のLBOⅡ(重心瞬間移動システム)によって飛距離が稼げるのも使いやすさに繋がっています。

ミノーというよりはサブサーフェイスで使えるトップウォーターの様なイメージを持っていただけると使いやすいかもしれません。バスにとって適水温となっている今、リザーバーなどでお試しいただきたいルアー達です。

釣行準備はタックルベリーきぬた世田谷通り店で。

夜9時まで営業中。

提携コインパーキングあり。精算機で駐車証明書を発券してお持ちください。

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